私も『あまちゃん』見始めて、
毎日の楽しみになっています。
で、『あまちゃん』の面白さとは全然
別の話なのですが…
先週から、80年代の回想シーンで
タクシーの車内が
重要な場面として出てくるのですが、
重要な場面として出てくるのですが、
ここで後部座席に座っている人が必ず
肩からしっかりシートベルトをしています。
すっごく違和感を覚えます。
絶対にありえません。
この頃は、運転席ですら一般道では
シートベルトの着用義務がなく、
助手席でもシートベルトをしない
人の方がずっと多数でした。
まして後部座席に、肩からかける
3点式シートベルトなんか
設置もされていませんでした。
『あまちゃん』の80年代シーンは、
小道具やファッションの
ディテールにすごくこだわって、
ディテールにすごくこだわって、
極力当時の雰囲気を出そうとしていますから、
これはわざと、現在の法律に合わせて
時代考証を曲げているのでしょう。
警察関係は、こんなことにまで
クレームをつけるのでしょうか?
それともNHKの自主規制でしょうか?
ツイッターでこれを指摘したら、
かなり反響があったのですが、
若い人の中には、このことを知らず、
違和感を持たない人もいるようです。
今後、ドラマで60年代や70年代のシーンが
出てきた時も、後部座席にしっかり
シートベルトするんでしょうかね?
同様に、最近のドラマでは
昔のシーンが出てくる時、
大人が誰もタバコを吸っていない
ということも、すごく気になります。
一見、些細なことと思われるかもしれませんが、
現在の法律、価値観、道徳を基準にして
時代考証をねじ曲げてしまい、
若い世代は描写が書きかえられていることも
わからないということが
普通に行なわれるのは、
非常に危険だと思ってしまいます。
だって、
こんなことが当たり前になったら、
こんなことが当たり前になったら、
もう戦時中の慰安婦問題なんて、
「現在の価値観を基準にして
女性の人権侵害!」
と断罪するのが当然ということに
なってしまうではないですか。